2015年01月11日
サバゲテクニック考〜その7〜

~違和感を感じる感覚を磨く~
今回は索敵の話。バリケードかブッシュかでだいぶ事象が変わってくるよね。
「バリケードの場合は、顔を出してない限りはまぁ見つからない訳だが、現実的には、敵もこちらを探して顔を出してるわけで、自分に置き換えてみて、どこから顔を出して周りを見たいかって考えればいいわけだ。」
具体的にはバリケードの隙間とかかね。
「右射手が圧倒的には多いであろうことを考えると、バリケードの右側も注視すべきポイントだ。」
バリケードはまだいいんだよ。ブッシュに隠れている敵を発見するのはバリケードの時の比じゃないんだよねぇ。全然わかんない。
「反撃を受けた時の防弾性能は、バリケードよりはるかに低いので、隠れている側は無駄撃ちをすることなく、しっかりと引きつけてから初弾を当てるつもりである。ってかそうすべきだ。」
なんか、ブッシュを使いこなすのはベテランゲーマーが多い気がするよね。
「逆にサバゲ始めたての人はバリケードに隠れる傾向が強い。気がする。」
これは想像だけど、昔からサバゲをしてる方って自然の中で遊んでたケースが多いんじゃないのかな?だから歴の長いゲーマーさんはブッシュの扱いに慣れてるんじゃないかなぁとか。
「あとは、ブッシュ独特の要素としては、移動する際に非常に目立つ。索敵のする側からすると、音や草木の動き(風の動きとの違いを見極める必要はあるが)などが、敵の発見材料になるだろう。起伏のある地面がブッシュで覆われているようなところは、どこが地面なのかを想像しながら索敵すると、少し敵をイメージしやすいかと。」
丘みたいな地形では確かにそれは感じるね。あと、さっき言ってたけど、前述したようにブッシュに隠れている場合は防弾性は低いわけじゃん?だったら、隠れていそうなところに適当に打ち込んじゃうものありなんじゃない?
「味方撃ちにならないように、自分より前に味方がいないという確信の元でならな。」
うーん。やっぱり索敵って苦手。
「まぁな。敵が隠れてるのがバリケードでもブッシュでも、顔をがっつり出しているわけではない。そう考えると、個人的には単純に人影を探すというよりも、視界を広くして、目に入る動きを感じる、あるいは違和感を探すという感覚に近いな。」
あとね、たまにサバゲ初参加の人とかから、敵がどこにいるか全然分からないまま、ゲームが終わってしまうと相談を受けるんだけど。そういう場合、彼の動きを見ていると、たいてい前線のはるか後方にいることが多い。
「敵が見えないのではなく、そもそもあなたから見えるところにはいないのです。そういう人には、最前線のプレイヤーから5~10m程度後方に位置取りしてみるよう、オススメしている。」
最前線の人はある程度サバゲに慣れている人だろうし、きっと参考になる動きをしてるはず!敵がどこか教えてくれるかも知れないしね。
「ヒットされる機会も増えるだろうが、敵が見えないまま終わってしまうよりはマシな経験値がたまるだろう。」
ちなみにおれは、ブッシュを見る訓練、って訳では無いけど、草むらを見る時にバッタとかカマキリを探すクセがある。彼らも見つからないために擬態してる訳だし、微妙な葉の動きとか、他の枝との違和感から探し出すのは、なんかサバゲに通じるなぁと思ったり。
「お前の場合はただの虫好きだろ。」