2016年05月03日
2016年04月29日
2015年12月21日
2015年12月05日
2015年12月03日
ナイトウォーリア ホルスター製作〜第1夜〜

友人の奥様からホルスター作成の依頼があったので、進行状況の報告も含めて記事にしてみようかと。
「ホルスターはこれから何度も作るだろうし、スゲー上手くなった時に読み返してニヤニヤしたり、恥ずかしくなったり、うんざりしたりするんだろうな。」
それが写真と文章で残すことのいい所じゃない♪

型紙作って

「切り出すわけか。」
今回は結構硬い革で、カッターだと何度かに分けて切る必要があった。革包丁があるともっと捗るのかな。

「床面を磨く作業。」
”トコノール”ってクリームを塗って、ガラス製のコースターで磨きます。

「次は上にくるパーツの処理か。」
うん。ヘリを落として、

コバも磨く。
「この辺はパーツを合わせた後は磨けないんだもんな。」

上に来るパーツは、貼り付ける前に幾つかの工程が。
「目抜きでデザインを入れるのと、ベルト通しの穴はこのタイミングで開けないとならないわけか。」
あと縫い線を、いつものようにフォークでけがくのも忘れちゃダメ。

で、接着!
「ふー。明日になったら接着剤乾いてるんだろう?」
んー。多分すぐ乾くと思うんだけど、念のため1日おいてよく乾かすわ。よしっ、今日はここまで!明日は縫う工程まで行きたいな。
2015年11月25日
銀ダンG26の革ホルスター製作

作りました。
「初のホルスター製作だな。でもなんで銀ダン?」
せっかく自作するんだしさ、市販品で専用ホルスターが無くて困ってた銃にしようと思って。銀ダンG26は厚みがリアルじゃないらしくて、適合するホルスターないし、困ってたんだよね。
「そんなマジに悩むようなもんじゃないだろ…。銀ダン。。。いつ使うんだ?」
まぁねぇ…。とにかく!深く考えない!初めてだし、軽い銃で最悪脱落→紛失でも痛くない銃→銀ダンってことで!
「で。出来上がったのがコレか。初めてにしてはなかなか上手くいったんじゃないか?とはとても言えない出来ではないか。」
う”~~。やっぱり難しかった。とりあえず。ホントにとりあえず形にはなったけど、ダメダメ。それを惜しげもなくブログに晒すことで、次回絶対上手く作るってモチベーションを生み出そうというわけですよ!さぁ、笑ってくだされ!あははははh~
「めんどくさいヤツだな。」

順番に行こう!まずは模様のズレ。
「目抜きで作った模様。最初はキレイだったんだがな。」
銃に合わせて革を伸ばす過程で、イっちゃってます。ぐいーんとイっちゃってますw
「分かれよ。予測しろよ。」

一番の大失敗。サイズが小さすぎて、革を伸ばすだけでは拡大しきれず、結局継ぎはぎ。
「裏から見られるとキツイな。コレ。」
革って伸びる方向と伸びにくい方向があるんだよね。それは知ってたんだけど。甘く見た…。

「それに伴って、長軸方向でホルスターの短縮が起きちまってるな。」
そうなの。銃口がきっちりおさまるはずだったのに…。

「横から見るとまた目立つな。」
あーぁ。スライド前部のラインに対して、斜めになってるねー。

後は、縫い目が乱れちゃってんの。
「コレも地味にカッコ悪い。」

ここは型紙からして問題が。
「ホルスターに差したままグリップを握ると、中指が干渉するのか。ここも地味にイヤだなー。」
まっ、とりあえず使える形にはなったし。幸い一番見た目を損なってる継ぎはぎ部分が裏にまわってるからさ。うん。へーきへーき。腰につけてたら、だんだん愛着湧いて来たよ。
「幸い犠牲になった材料も少なかったし、コンパクトな銃でよかったではないか。この失敗を次に生かせると思えば安いモノだ。」
は?ちょっとなに失敗とか言ってくれてんの?この子はちゃんと使ってあげるんだ!週末のゲームに持って行くんだ!
「本気か!?やめとけって。恥ずかしいから。そっと隠しておきなさい。あっ、コンシールドガンだからいいのかな?」
2015年11月03日
CA870のチークパッドを作ってみた。

最近趣味で革細工を始めたんだ。少しこなれて来たので、エアガンモノも作ってみようかなと。
「別々の趣味が繋がってくるのっていいよな。どんどん作るべし。」

現物合わせで型をとって、革にうつす。ホントは厚紙に起こしてから革にうつした方が無難かも。
「まっ、味だな。」

で、切り出すとこんな感じ。案の上、完全な左右対称にはならなかったな。ちょっとガッカリ。
「まっ、味だな。」

端から一定の距離にステッチを入れる。ホントは”ステッチンググルーバー”って工具を使うんだけど、まっフォークで充分でしょ。少ーしだけ歪んじゃうけどね。
「まっ、味だな。」
ちなみに、この作品で実際に縫い合わせるところはシェルホルダーだけ。あとはデザインの為にステッチを入れてます。

各パーツ、特にシェルホルダーの位置は、頬に干渉しないように丁寧に確認。サバゲではフルフェイスゴーグルも使うので、それを付けた状態で当たらないように、入念に位置を調整。
「まっ、味…。そうだな。ここだけはしっかり調整せんと。狙えなくなったら銃としての価値がなくなる。」

シェルホルダーは完全に現物合わせ。ゆるくなっても水を付ければ革は伸びるので、問題ないかな。結果適度なテンションでばっちり!理想は3つとも同じ抜き心地を再現したいところだけども。今後の課題だね。

で、完成!左側はこんな感じ。

右側はステッチと目抜きで少しデザインしてみた。何にもないと右側は流石に少し殺風景だからねぇ。
「しかし、雰囲気変わるな!使ってみようって気が出てくる。銃を構えた時にほのかに香る革の香りもいい。」
でしょでしょ?なんかCA870、他にも手をかけたくなってきた。今度はストックとフォアグリップの木目調塗装かな?
「ん?コレCA870だよな?シェル使ったっけ?って……」

「ホンモノ!?おまわりさーん!ここです!コイツです!」
違う違う違う!カラだから!カラ薬莢だから!
「なんだ、飾りか。まっ、味だな。ちなみに何を作っているか、嫁様に説明してたら。”あっ、要はナウシカゴッコができるってことだね”と。」
いやいや。発射形式が違うから着火できませんけど。オームの抜け殻の採取は無理です。てか気流が乱れて上手く飛べません。
2015年01月30日
カミース製作記その3

えっと。今回で最後です。せっかくなので、少しアレンジを加えてみたのでした。
まずはフード

「フードはいいな。被る被らないは別にして、既製品を買った人とはまずカブらないだろうしな(うまいこと言った)。」
これは適当なパーカーから型紙をとったんだけど、首回りのサイズと合わなかったから、フリーハンドで適当に広げてみた。
「いい加減だな。そんなんで大丈夫だったのか?」
被れなくてもいいや、と思ってたんだけど、以外と問題は無かった。被りたい人はちゃんと寸法出した方がいいのかも。ただ単にデザインが好きなんだよね、フードって。
上腕のマーカーキーパー。

「これは結構実用的だな。」
形がこんななのは、ボタンホールを作るのが面倒だったからなんだけど、なかなかオリジナリティーが出てよかったな。
「うーん。少し派手な気もするが。」
マーカーキーパーだけは構想当初から付けようと思ってたんだよね。
「カミース自体、ゆったり着る物なのに、マーカーで締め付けるとシルエットが崩れるもんな。」
あとは、横のスリットは少し上まで切れ込ませてみた。ホルスターはサイじゃなくてヒップ派だから、アクセスしやすいようにね。

そんなこんなで完成です。この記事自体はあまり作成の参考にはならないかも知れないけど、構造も単純でサイズもシビアじゃないし、あんま何も考えずに作れちゃうんじゃないかと。
「確かに今回のものでも雰囲気は出てるかもな。あと、フードがあることで、首回りのボリューム感がカッコイイと思った。」
材料費も安いし(布代¥1000くらい)、製作時間は少し試行錯誤しながら10時間くらいかな?よかったらチャレンジしてみて下さい♪
「は?10時間!?買うわっ!」
2015年01月27日
カミース製作記その2

前回は裁断までやったから、どんどん縫って行こう。

切った所は当然ほつれてしまうので、こんな感じで折り込んで一度縫う。裾と袖は着てから調節したいので、この段階では放置。また、襟部分もまだ縫わない。
「これズレそうだな。」
うん。ホントは仮縫いをしてからミシンかけた方がいいんだけど、めんどくさいからね。
「作るの自体がめんどくさいだろ。買っちまえって。」
うるさい。すすめるよ。

腕と胴部分のパーツをそれぞれ縫う。この段階で一度着てみてサイズ感を確かめた方がいいと思う。
「ペットボトルのフタを捨てて、“ワイルドだろぅ~”と言うのを忘れるな。」
…? あっ。古すぎて一瞬何のことか分かんなかった。 ちなみに前回も触れたけど、着てみたら細すぎるって思ったから、5cm幅の帯を4つ作って胴回り、腕回りに継ぎ足し。サイズを広げた。

「前回型紙になったロンTが不憫すぎる。」
で、腕と胴をくっつけて、裾と袖の処理を。細かいとこ見るとアラもあるけど、思ってた以上に雰囲気出てるし、満足満足♪
「まだ完成じゃないのか?」
せっかく自作するんだし、次回はちょっとだけ創作編。
2015年01月26日
カミース製作記その1

カミースを作ろうと思って。
「なんだそれ?」
アラブの 民族衣装だよ。シャルワール・カミースっていって、シャルワールはズボンのこと。作るのは上着だけ、つまりカミース。
「なるほど。2月の頭にあるM4vsAKのイベントゲーム用ってわけか。」
そうそう。最初は買おうかと思ったんだけど結構お高くてさ、構造も簡単そうだし作ってしまおうかと。
「っていってもだいたい¥5000〜7500か。確かに1回きりのネタに使うには高いかも知れんが。カミース自体は米兵とかPMCも着ないわけじゃないんだから、しっかりした物持っててもいいだろ。」
多少の手間と時間はかかるけど、自分で作った方が愛着もわくし、アレンジもできるしさ。
「ばか、手間と時間が貴重であるって感覚はないのか?アレンジ?女子かっ!?」
つっこみが古い。
「貴重な手間と時間を金で買うのが大人ってもんだろ。この貧乏人がっ!」
失礼な。モノによるでしょ。まっ、嫁様もお裁縫は得意だし、難しいところは手伝って貰えるだろうしさ。
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で、布を買ってきた。幅1.2mで、1mあたり290円。今回は3.5m購入したから1000円くらいだったかな。
「そんなもんなのか。それなら失敗しても大して痛くないし、気楽にトライできそうではあるか。」
ちなみにお店は柏のユザワヤで購入。あとは日暮里のトマトとかも安くてオススメ。
「何でもそうだが、生地の質感とか色味は、やっぱネットじゃなくて店舗で確認したいな。」
まずは型紙。っていっても、そんなものは持ってないので、適当にロンTをバラして型紙のかわりにした。
ちなみに後々気が付くんだけど、普通のロンTだと細すぎてカミースっぽくならなかったんだ。自分のウエストや、アンダーに着るものをあらかじめ測ってから型紙に使う服を選択すべきだったんだな。
「は?まだ着れる服を壊したってことか?」
だって型紙ないと作れないもん。適当に作るにしても、腕の付け根だけは長さがある程度合わないと、くっつかないんだよ。
「いい大人がまだ着られる貴重な服を趣味の為に壊すとは。この贅沢人がっ!」
キミも忙しいやつだな。
型紙を布に写したら裁断するんだけど、出来上がり線より結構大きめに切っておきます。もちろん縫い合わせたり端の処理をするためにね。次回は縫っていきますよ。